人材育成

各種制度

研修制度

法人職員としての心構えや業務遂行に必要な基礎知識の習得を目的とした新規採用(新卒のみ)職員研修や入社後約3~12ヶ月目に行うフォローアップ研修があります。その後は、職務遂行に直接役立つ知識・技術などを身に付ける研修に加え、外部機関で実施している研修など、さまざまな研修に参加することができます。

フレッシュマンリーダー制度

新入職員に先輩社員(フレッシュマンリーダー)を1名指名し、仕事はもちろんさまざまな相談に乗るなど新入職員をサポートします。

自己申告制度

現在の職務に対する満足度、異動の希望、職場への意見・提案などについて職員の意志・意向を情報として収集し、能力開発、適正配置、現場のモラール向上など職場の環境改善などさまざまな面で活用しています。

キャリアパスポート制度

仕事と生活の両立支援を目指した働きやすい職場作りのため、結婚や出産、介護などの理由で当法人を退職された方を再雇用する制度があります。

職場復帰支援プログラム「wiwiw」

豊富なオンライン講座、上司との情報交換、育児生活を支援するインフォメーションなどを通じ、産休・育休中の職員の豊かな生活とスムーズな職場復帰を支援します。

 

働くママからのメッセージ

八起会は仕事と子育てが両立できる法人を目指しています!
産休や育休後にパパさん・ママさんケアワーカーとして安心して復職でき、いつまでもケアワーカーを続けられる応援をしています。

I・K (平成26年入職)
特別養護老人ホームあぼし 生活相談員

 
新卒採用で八起会に入職後、石部ケアセンターで活躍。入職3年目に結婚し、平成30年第1子を出産。約1年の育休後は、特別養護老人ホームみやのもりに異動し、現在は特別養護老人ホームあぼしにてご家族様と施設の窓口役である生活相談員として現在活躍中。

妊娠が分かった時は現場で介護職として不規則なシフト勤務、そして夜勤もしている状態でしたが、すぐに上司へ相談すると素早く日勤の勤務に変更して頂けて、とても嬉しかったです。周りの職員にその分の負担がかかってしまうため、申し訳ない気持ちもありました。しかし、みんな全くそのような素振りもなく、「おめでとう!」と言ってくれたり、「絶対無理しないで。私達がフォローするから」と言って頂けたので、理解のある職員の方々でとても嬉しく安心することもあできました。出産前も切迫早産になってしまい1か月も早く産休に入らなければならなくなった時も、皆さんからメッセージを頂き、心配もしてもらい、落ち込んでいる私を励まして下さいました。育児と仕事の両立が不安でしたが、仕事復帰後は保育園の都合や子供がいることを配慮して頂き、事務所で相談員として働かせて頂けることになりました。また、現在は時短も取らせて頂き、日勤帯で働くことが出来ています。バタバタの毎日ですが、育児も仕事もやりがいがありとても充実した日々を過ごせています!

N・Y(平成22年入職)
特別養護老人ホームみやのもり


新卒採用で八起会に入職後、特別養護老人ホームあぼしや特別養護老人ホームみやのもりで活躍。入職2年目に結婚し、平成25年第1子を出産。約1年の育休を取得し復職。翌年の平成28年第2子を出産する。

介護職として働き、妊娠することはご利用者様と上司や同僚に迷惑を掛けてしまうので、仕事を辞めなければダメだろうと思っていました。
長男を授かった時、上司に妊娠の事を伝えると『あめでとう』と一緒に喜び、それまでは変則勤務で夜勤もしていましたが、勤務時間帯の配慮、業務内容等も考慮して頂き、長男を出産することが出来ました。
育児休業を1年間頂き、子供の成長を実感し、充実した日々を過ごすことが出来ました。
育児休業後、仕事と子育ての両立に不安でいっぱいでしたが、「小さな子供を抱えて働くなら」と部署も異動、“子育てをしながらでも働きやすい環境”を整えて頂きました。上司や同僚また、家族の協力のもと、今は子育ても仕事も楽しめる環境です。沢山の方に支えられた分、これから子育てをしながら働く方の支えに、私もなりたいなぁと思っています。
毎日が充実し、子育てをしながらも介護の仕事を楽しく出来ること…“八起会”に就職して良かったなぁと思っています。

 

パパさん職員Q&A

八起会では、男性の育児参加を推奨しています。
そこで、実際に育児休業制度を利用したパパさん職員にインタビューしてみました!

【所属】
石部ケアセンター

【職種】
介護職

【取得期間】
2週間

取得に至ったきっかけは?

妻の妊娠が分かり、仕事場に相談した時に男性の育児休暇制度がある事を知り今後の男性職員の架け橋になればと思い取得する事にしました。

取得に至って準備したことは?(仕事面)

初めての取り組みであり、自分自身も何から手を付けていけば良いのか分からない状態でしたが、普段の業務を行いながらの申し送りや引継ぎ事項等、休んでいる間にも職場のみんなに迷惑を掛けないようにスケジュール調整や連絡を取っていました。

育児休業前と復帰後で変化したことは?

育休に入る前に「自分がどんな仕事を抱えているのか」をしっかり整理できたことです。仕事復帰した時、生活リズムが出来てしまっていた為しばらくは不規則勤務に馴れるまで大変でした。育児は今までよりも時間にシビアになって子供時間を大切にしなければならないと思いました。

育児休業を取得した感想を教えてください。

「自分が育休なんて必要ない」と思っていましたが、実際に取得してみて育児・家事・仕事をしながらの両立は夫婦共協力し助け合わなければならない事の大切さや、自分の仕事の進め方や効率について見つめ直す良い機会になりました。

これから育児休業を取得する男性職員へのメッセージ

男性が育休を取得するケースは、世間一般ではまだまだ多くないと思います。仕事も大切ですが、家族との時間を過ごす事の大切さを今回の取得をさせて頂いた事に感謝しています。しかし、会社や周りの方々のサポートが必要になってきますので、その部分を両親・会社等に話しをしてサポートをして頂ければ、男性が育休取得する事も問題ないと思いますのでぜひ取得して頂ければと思います。

【所属】
石部ケアセンター

【職種】
介護職

【取得期間】
2週間

取得に至ったきっかけは?

奥さんが2人目を妊娠し、ちょうどそのタイミングで育児休暇取得が出来るようになったので活用しようと思いました。

育児休業中どう過ごしましたか?

洗濯物。食器洗い。ゴミ捨て。ご飯食べさせる。お風呂入れる。寝かしつけ。オムツ替え。子守り(ドライブや散歩、家で一緒に遊ぶ等)。

育児休業前と復帰後で変化したことは?

職場復帰後も特に変わりはありません。育児については出来る部分はもっとやろうと思いました。

育児休業を取得した感想を教えてください。

大変ながらも小さい頃の子供の成長をゆっくりと見れて良かったと思います。それと旦那の世話もしながら、24時間子供を見ている母親はすごいなと感じました。

これから育児休業を取得する男性職員へのメッセージ

育児休暇は奥さんの心と身体を休暇してもらう期間でもあるので、進んで育児・家事をして下さい。育児は夫婦一緒にしていくものです。間違っても、やってあげるやしてあげると言わない様に。喧嘩の種になります。

【所属】
特養あぼし

【取得期間】
2週間

【職種】
介護職

取得に至ったきっかけは?

まだまだ男性の育児休業取得者が少ないので、今後、育児休業を取る方が取りやすくなるよう、率先して育児休業を取得した。あとは、仕事で遅くなったりして、子供とのすれ違いなどもあり、これを機に子供と触れあう時間が増えればと思いました。

配偶者の反応は?

育児休業取得の話しをしたら、快く受け入れてもらえました。しかし、育児はあなたが考えているよりも甘くないとも教えられました。

取得に当たって準備したことは?(家庭・子育て面)

妻にミルクの作り方、注意点など教わりました。また家庭内での役割分担も話し合いました。

育児休業前と復帰後で変化したことは?

今までは育児についてはそれとなくな感じでしたが、実際育児をしてみると、今まで見えていなかった部分もあり、妻の大変さを知りました。また、子育ては夫婦で協力しながらしていくものだと改めて感じました。私の場合は、育休の取得期間が2週間だったので復帰後も以前と変わり無く働けています。ですが、やはり以前より子供のことをより気に掛けるようになりました。

育児休業を取得した感想を教えてください。

男性の育児休業取得率は、まだまだ低いですが、育児は妻がするものだという固定概念は捨ててしまったほうが良いと思います。時代も時代なので、古い考えは捨てて、新しいことをどんどん取り入れてほしいと思います。子育ては女性にしかできないこと、男性にしかできないこと、あるかと思いますが、お互いに協力し、時には喧嘩もするかもしれませんが、育児していきましょう

 

キャリアアップへの道!

特別養護老人ホームあぼし兼特別養護老人ホームみやのもり
施設長 N・S

平成13年某ホームセンターに入社。インテリア部門、電器部門を担当。
平成16年に八起会に入職。平成26年4月に新設のデイサービスセンター所長に抜擢され、併設する認知症対応型と一般型の2事業所を任され活躍中。

2004年:入職
学生の頃、特にやりたい仕事もなく、とりあえず学校を卒業し就職しました。しかし、会社のシステム上事務的な業務が多くなり、充実しない日々が続きました。もっと人と関わりが持てる仕事に就きたいと思う気持ちが強くなり、3年で退職。転職活動する中で、介護の仕事を知り、福祉や介護の知識は全く無かったものの、ただ、とりあえずやってみたいとの思いからヘルパーの資格を取得しました。八起会の規模と堅実さに惹かれて入職を決めました。また就職活動中に接した先輩職員の明るさ、フランクな雰囲気も入職を後押ししました。
老人保健施設石部ケアセンターのケアワーカーとして配属。
初めの壁は福祉や医療の専門的な用語。職員間で話される内容の意味が分からないことでした。他にも介護技術や利用者様との関わり方など、利用者様に十分なケアが出来ない日々が続きました。そんな日々に心が折れそうなときもありましたが、先輩や上司の方々に支えられ、また、同期に勇気付けられ、そして、一番は利用者様が一日一日を精一杯生きておられる姿を見たり、時に体調を崩されたり怪我をされる場面を経験し、利用者様は身を削って私にいろいろなことを教えてくださっているのだと感じました。

2006年:副主任に昇格
経験は浅かったものの、入職2年目で副主任に昇格。
少しでも介護者として力になりたいと、プロの介護者として成長したいと強く感じるようになりました。一人前の介護者となり、利用者様が生き生きと喜びや生きる目的を持って過ごしていただけるような支援を目指しました。

2009年:介護福祉士の資格を取得!!
介護福祉士の資格を取得後、相談員を担うことになりました。これまでは、ケアワーカーとしてケアをしてきましたが、相談員になってからはご家族とのやり取りや対外的な仕事が増え、利用者様のケアと違ったコミュニケーション能力が、身につきました。また、働き出して3年を経ていろいろなことに目が向けられるようになってきたことと、相談員という職務に就いたことで、介護保険制度に関しての知識をより深めることが出来ました。

2009年:主任に昇格
相談員をしているとケアワーカーをしているときよりも、いろいろな職種の方と話をする機会が増えました。各職種の考え方や必要性などがより理解ができ、一人の利用者様の生活を支えるためには、いろいろな方の協力が必要であり、チームとして協力していかなければならないことを強く実感しました。
相談員を経験したことで、私の介護感をさらに成長させられた良い期間となりました。

2011年:係長に昇格
デイサービスセンターに異動し、事業所を取りまとめる司令塔的役割を担う。

石部デイサービスに異動になりました。ここでは、初めて直接的な部下を持ち、一つの事業所を取りまとめるという役割を担うことになりました。これまでは、入居のサービスに携わってきたので、通所介護は初めてでした。その為、係長として異動となり、知らない環境で職員を取りまとめ、デイサービスを上手く運営して行けるか不安が大きかったです。しかし、何をすべきかを考えたとき、支援する目的に何も変わりはないと思いました。デイサービスに来てくださる利用者様の思いや何が必要なのかを考え、生きるための意欲をどう引き出していくかという事に主きをおき、考えるようにしました。そうすることで、やるべきことや目標は直ぐに見つかりました。しかし、思いがあっても自分ひとりの力では何も出来ないことを実感しました。先ずは、自分の思いを職員に伝えるようにしていきました。職員一人ひとりが同じ思いと目標を持つことが重要だと思いました。そのために自分がするべきことを考えるようになりました。利用者様に十分なサービスをするためには、まず職員のモチベーションが大切だと考え、働きやすく、やりがいがあり、熱く、楽しく、自分らしく働ける職場にしていこうと思いました。そのために自分に何が出来るか、何をしなければならないかを考えながら、日々を過ごすようになりました。これは、現在も同じです。一番大切なことは、職員一人ひとりとコミュニケーションを密にとることだと考えています。職員の思いを聞き、また、自分の思いを伝えることがとても大切なことだと思っています。

2012年:介護支援専門員の資格を取得!!
これまで介護の仕事をしてきた中で、いろいろな方と話をしたり、研修に参加し、自分の介護感や介護技術が形成されてきました。もちろんまだまだですが、プロとしての自覚と意識を常に持ちながら、利用者様の一日一日を!一瞬一瞬を大切にしていきたいと思っています。知識や技術は、十分ではありませんが、介護のプロとして、社会人として、一流の心を持ちながら常に向上心を持ち、一つ一つの動作や言葉に心を!思いを乗せて頑張って行きたいと思っています。

2014年:所長に昇格
新設のデイサービスセンター所長に抜擢される。

新規事業所(デイサービス)の所長として勤務することになりました。これまで以上の責任と新規事業の立ち上げということで、かなりプレッシャーは感じています。しかし、今回の異動も同様で、立場は変わりましたが、すべきことはこれまでと変わりはなく、これまで培ってきたものを活かしながら、利用者様に愛されるデイサービスに!そして、働きやすく、働きがいのある職場にしていきます。プレッシャーより、やりがいや楽しみに満ち溢れている部分が大きく、前向きな気持ちを持ちながら、自分が目指すデイサーサービスを職員と共に作り上げていこうと思います。また、管理職となった部分で、今まで以上に視野を広げ、法人全体のことに目を向け、八起会が今以上に、地域に根ざし、この地域に必要不可欠な存在となっていくことを目指します。

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